人が通れないほどの、通路を抜けた先。
線路と道が交差する場所。
いつか草に飲まれるペンキの禿げた遊具。
成長を見守るはずが、倒れてしまったもの。
いつか、帰ってくるのを待っているような、どこか無邪気な顔。
今、どれだけ走りましたか?
ディストピアがそこら中にあるのではなく、
私のまなざしの中にこそ、ディストピアがあるのだと思う。

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